どっちが上手?

新2年生のY君。

小さい身体で黙って書くY君。1年生の時から枚数を書くので、練習の半紙はすぐに減っていきます。その分は自分の腕に蓄積されているようです。

お清書の日は硬筆がない分じっくり取り組めます。最近はお姉さんたちや大人の生徒さんに「どっちが上手?」と聞いてみることもあります。みんなちょっと手を止めて

「どっちかなあ、こっちの方が右上がりでいいんじゃない?」などなど真剣に選んでくれます。6年生にもなるとどっちもいいけどこっちの方が、的な作品もありますが、2年生のY君の作品は明らかにどっちがいいかわかっちゃう。

でも他の人の作品を見ることって意外に少なくて、とても勉強になります。自分の作品も、まずは自分で「これ!」と思うものを選んでセルフ「どっちが上手?」をしてみると目が育ちますね。

先生やお友達と意見が違っても、自分の納得いく作品を推してみたっていいんです。